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夜空に煌めく星たちよ【気象系BL】

第4章 ~ Tie it forever ~【A×M】


【潤side】

『おはよう。もう起きた?』
「さっき起きたよ」


『今何してるの?』
「学食で飯、食ったとこ」


『今日は何時頃?』
「午後バイト入ってるから、7時くらい」
『待ってる』
「わかった」


簡単なLINEのやりとりが、
今日も何十回も繰り返される。

他愛もないことだ。
いつも、同じようなこと。

もうずっと、
それは続いている。
苦痛でもない。
寧ろそれは、
俺にとって日課になっていた。



バイトが終わり、俺はいつもの場所へと向かう。
いつもの辺に自転車を止め、
いつものドアを開ける。


白い少し薄暗い廊下の先に、彼がいる。
足早に彼の待つ部屋へと向かった。

「ただいま~」
「……」
「今日も暑かったよ~。
ここは涼しいから分かんないよね~」
「……」
「今日さ、昼に生姜焼き食ったから、
俺ちょっと、匂うかな~?...どう?」


そう言いながら、彼の赤い唇に口づけた。

彼は、いつものように俺の唇を受け入れた。


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