第24章 IN THE SUMMER【S×A×N】
相葉さんに解されていくソコに全集中していたら、
俺から少しの間離れていた翔さんが、戻ってきた。
手には……
歯磨き粉?
白いチューブと、
正方形の小袋…ふたつ……
ふたつって…(≧∇≦)
チューブの中蓋が上手く取れない翔さんは、俺の頭の横に膝立ちしてて。
……目の前に、大きくなって天を仰いで揺れる、
翔さんの…
しょおさん、が……
そっと手を伸ばして握ってみた。
「あぅっ//」
驚いて腰を引いた翔さんに、逃げられてしまった俺の手はそのままの形で止まった。
「なんか、これ、上手く開かなくて…」
照れて笑った翔さんは、
この場には不似合いな爽やかなsmileを見せる。
歯磨き粉のCMですか?
「…貸して…俺が、やるから…」
後ろに相葉さんの舌先が入り込んで入り口を舐めしゃぶられながら、
チューブの小さなアルミを外している俺って…
いったい…(//∇//)
「…んぁ…は、はい…開いた、よ…」
「ありがと♥️焦ると手元がさ…」
また、そんな爽やかな笑顔…
「使いかけもあるんだけどね。
やっぱりニノの『初めて』を貰うんだからさ♪
新しいの開けたくて…」
改めて『初めてをもらう』何て言われると、恥ずかしい…
こんな格好してて、なんだけど。
「…それ、な、なに…ぁぁ…」
「あ、これ?これは、ローション。
ニノの身体を傷付けないようにね…」
ローショ……
ああ、聞いたことある。
でも、見たのは初めてだ。
使いかけ、は、相葉さんとの『こういうこと』に使っていたんだ…
リアルにそれが分かった。
それに、さっきまでモザイクがかかっていた大事な部分が、
今、目の前にあることで、
徐々にクリアになってくる。