第1章 仰せのままに…【S×M】
先っぽ…って///
ゆっくり目を開けると、翔くんが優しく笑って見ていた
「どうする?止める~?」
止める??
これで止めたら、ちゃんとセックスしたことになんない!!
一瞬、脳裏に3人の勝ち誇ったような顔が浮かんだ
止めない!!
やめる訳にはいかないよ!
だって俺は、翔くんの奥さんになったんだから…
「いいから…大丈夫、だよ…奥まで、来て…」
「いいのぉ~?無理すん…」
「無理じゃない!…奥で…翔くんを、感じたい…」
俺の言葉に、翔くんはまたフッと笑って、
「じゃ、遠慮なく…」
俺の腰をしっかりと抱えないしてから、腰をゆっくりと送って来た
指とは比べ物にならないくらいの、圧倒的な存在感で、俺の中を侵略していく熱……
「ん゛んんっ…」
堪らずにシーツを掴むと、その手を翔くんが握ってくれた
その手に指を絡め、強く握ったその瞬間、
翔くんのが、一気に俺を割って最奥まで届いた
「ああああっっ///」
「潤…入ったよ…」
「……全部…?」
「そう♪全部…潤の中に…」
……入った…翔くんが、俺に…
……火傷したみたいに、繋がったところが熱い…
そしてその奥…
確かに感じる、翔くんの硬くて熱い……
「これで、潤はもう、俺のもんだからね♡」
「…翔くん…」
「潤…ありがとう…」
…………
翔くんがそんなこと言うから、
耳元で低く囁くから、
嬉しさと感動と例えようもない幸福感に
涙が溢れて目尻を濡らした
「潤…大切にするから…」
「しょお、くん…大好きだよ///」
夢ならずっと覚めないで…って
翔くんに揺さぶられながらそう思っていた