第11章 届け!この想い【A×S】
ピンポ~ン♪
今日は出来上がったスーツを、翔さんのマンションに届ける約束の日。
「お~、いらっしゃい!入ってよ」
「お邪魔しま~す…」
部屋の中は、独身男性の部屋って感じで
程よく散らかっていて、ほのかに翔さんの匂いがした。
「コーヒー入れるね♪」
…やばい!!落ち着かない。
再会してから、何回か飲みに行ったりしたけど
こんな二人っきりの空間は、初めてで…
もう俺、おかしくなりそうだよ(~_~)
「ねえ、相葉くん。スーツ着てみていい?」
「もちろん!丈とか、ダメだったら直すから…」
「じゃあさ、着させてくれない~?」
ニコニコしながら、翔さんはそう言った。
…俺の目を見ながら…それってさ、あの…
俺がスーツの準備をしている間に
翔さんはその場で、着ていたTシャツと、Gパンを脱いだ。
白いビキニのパンツが…
…ビキニの……パンツが…
俺は、彼の撫で肩に薄いパープルのYシャツを掛けた。
でも…ボタンを締めることができない…
だって!…だってさ…
目の前に、可愛い乳首が…
大好きな翔さんの、ピンクの乳首が…
俺のこと、誘ってて…
そっと、手を伸ばして、親指の腹でそこに触れると、
「…んんっ…」
翔さんはぎゅっと目を閉じた。
はい!!無理~///
俺の根性なしの理性なんか、
この瞬間に、木っ端みじんに吹っ飛んだ!
俺は野獣と化し、その場に彼を押し倒した。
「翔さん!!好きだよ///もう、我慢できない!!」
「あっ…相葉さん…あっ… …」