第109章 信じる想い。
★緑間真太郎★
高尾「俺はまだちゃんを諦めたくねーよ!!」
緑間「高尾・・・」
高尾はまだ諦めたくないと言っている
俺もそうだ
緑間「俺は諦めてなどいないのだよ」
高尾「真ちゃんっ!!」
緑間「赤司とは迎えに行くか行かないかの約束をしただけなのだよ。俺はもう・・・を簡単に諦めたりはしない」
高尾「何だよっ!さっきまで暗い顔してたくせによっ」
緑間「負けたのは悔しいのだよっ!!との約束も叶わなかった。それと・・・の行きそうな場所も考えていたのだよ」
高尾「ちゃんの!?何か行きそうなとこ思いついたのかっ?」
緑間「赤司の事しか考えていないのなら、中学の体育館裏に居るはずだ。だが・・・」
高尾「だが?」
緑間「あいつが最後に戻ってくる場所は・・・」
高尾「どっかわかんの?」
緑間「ここなのだよ」
高尾「ここ!?」
絶対にここに戻ってくるかはわからない
だが、今のあいつには赤司だけじゃない
緑間「しゃくだが・・・は黒子達の事も凄く大事なのだよ」
高尾「真ちゃん・・・やっぱ真ちゃん、ちゃんに会って変わったな!今の真ちゃん、いいと思うぜ俺は!」
緑間「なっ!べつにお前に褒められても嬉しくないのだよ!!」
高尾「本当真ちゃんはツンデレだよなー!!」
緑間「喜んでないと言っているだろ!!」
高尾は、俺の言葉を信じるようだ・・・バカな奴だ
仕方ない、高尾がそこまで信じるのなら、俺も信じよう
がここに必ず戻ってくると
俺も高尾も、・・・お前の強さを信じているのだよ