第108章 逃げ。
★赤司征十郎★
赤司「・・・・・」
あの時、顔を赤くして笑ったの顔は今でも焼きついている
あの笑顔は僕のものだ
あの時の僕ではなく
今の僕の・・・・
緑間「赤司・・・・」
赤司「やあ」
緑間「が行方不明なのだよ」
赤司「が?そうか・・・心配しなくても大丈夫だ。この試合が終わったら、僕が迎えに行くよ」
緑間「あいつの居場所を知っているのか?!」
赤司「の事なら何でもわかるさ」
緑間「赤司・・・は俺が助ける!勝って、あいつを迎えに行くのは俺なのだよ」
赤司「それは無理だ真太郎。は僕のモノだ。それに、お前は僕に勝つことはできない。将棋だってそうだ。一度でも僕に投了させたことがあったかい?」
緑間「将棋とバスケは違うのだよ」
赤司「同じさ。僕が今まで間違ったことを言ったことは一度も無い。全てに勝つ僕は全て正しい。だけど・・・そうだね、もし僕に勝てたら真太郎、お前がを迎えに行くといい」
緑間「そうさせてもらうのだよ」
僕に勝てたら・・・・
そんなこと絶対にあり得ないことだよ
真太郎
せいぜい、僕を楽しませてくれよ