第16章 すれ違い。
★相田リコ★
あれからは私の事を避けてすごしてる。
皆にも会わないように、学校にも来なくなった。
やっぱり言いすぎたかな?
でも、あの子が乗り越えなくちゃ、これからもズットこのままじゃ・・・・・いけないから。
リコ「・・・・はぁ。」
日向「まぁたの事考えてんのか?」
リコ「日向君・・・私、きつく言い過ぎたのかな?あれからズットに避けられてて・・・。」
日向「・・・あいつ、学校にも来てねーもんな。」
リコ「そうなの。やっぱり無理だったのかなー・・・」
日向「だアホ―!!お前が皆に信じて待ってやれって言ったんだろ!そのお前が、あいつの事信じてやらねーでどうすんだよ!!!」
リコ「・・・・・そうよ。そうだった!!大丈夫!
なら大丈夫よ!!!きっと強くなって戻ってくる!」
日向「オウ!!!」
私が信じて待つって決めたんじゃない!弱音なんて言ってらんないわ!!
が戻ってきた時に暗いやる気の無いチームになってちゃダメだもの!!!
リコ「日向君!!!今日の筋トレはいつもの3倍にするわ!」
日向「オウ!・・・・・ぅぇえええ?!」
・・・・IHまでには間に合わせてよね・・・・!