第16章 すれ違い。
★★
昨日と今日と、私は学校をサボった。
あれからリコちゃんにも会わないように、家の中でも避けてすごしてる。
もう、部活に来なくていいって言われて・・・・やっぱり私は皆に迷惑かけてたんだと思った。
テツ君や大我に会いずらくて学校には行けない。
はぁ。でもこのまんまってわけにもな・・・・
-----ブブブッ ブブブッ-------
メール・・・・。
携帯を取り出して受信Boxを確認する。
テツ君からメール?
【学校、さぼっちゃダメです。】
って一言だけ!?
---------ブブブッ ブブブッ-------
又メール?!
テツ君かな?・・・そう思って確認してみる。
・・・・・知らないアドレスからだ。
【!! おはよ^^
こないだは弁当ご馳走様♪デートの約束絶対っスよ^^
あ!!俺の番号ものせとくっス!!
ちゃんと登録しといて! 黄瀬 涼太
090-××××-××××】
涼太・・・・・・・・・。
いつの間に私の連絡先を・・・・でも・・・
私を必要としてくれるような気がして、このメールに少し救われた。