第99章 恐れていた力。
★木吉鉄平★
くそぅっ・・・
まだだ・・・!!
まだ終わってねぇだろ・・・
こんなとこでへばってどうすんだ!
くそぉ・・・
動けよ!!
立ち上がらなきゃ・・・・
俺は・・・
俺はまた・・・・
―スッ―
手?そうか、あいつらが手を貸そうとしてくれてんだな
木吉「ああ・・・悪い・・・」グッ
俺は起き上がって初めて気づいた
俺を引っ張り起こしてくれたのが誰だったのか
木吉「紫・・・原・・・」
紫原「あーあもう限界だね。で・・・どう?また何も守れなかったわけだけど・・・楽しかった?バスケ」
また俺は・・・・・
皆を守ることが・・・・できなかった