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いつも眠いのはキミのせい。

第96章 ゴール下。


★★


最後に鉄平さんが見せてくれたバイスクローのおかげで、第一Qを18点差で抑える事ができた


でも、18点差・・・・ピンチには変わりない




木吉「勝つためには・・・どうしても中から取らなきゃダメだ・・・!」




そう鉄平さんは言った


とりあえず、点を取らないことにはどうしようもない




黒子「あの・・・僕にやらせて下さい」

「「「え!?」」」

日向「やらせてくれってまさか・・・点取るってことか!?」

黒子「はい」

伊月「いくらシュートの特訓したからって2mが3人要る中から点取るなんて・・・」




テツ君のシュートはこないだ見せてもらった


テツ君なら・・・・




「テツ君なら大丈夫!きっと点を取れるよ」

黒子「・・・お願いします!こんな所で終わらせません。必ず決めます」



テツ君の言葉に、私の胸は締め付けられた


皆必死で勝利を願っているのに


なのに私は・・・・




2分間のインターバルはあっという間に終わり


第二Qが始まった


陽泉のディフェンスは凄い迫力で、今にも押しつぶされそうで


それでも皆は信じてるんだ


テツ君が必ず決めてくれると


大輝に教えてもらいながら練習して身につけた


テツ君だけのシュート


敦にもこのシュートは止められない


だってこのシュートは・・・




「消える・・・ファントムシュート!」

降旗「入っ・・・た・・・・」

コガ「うおおおお黒子ーーーー!!」



やっと取れた・・・初得点


この試合で・・・ううん、テツ君自身初めて決めた得点


良かった・・・決まって


でもまだ16点差


ここからが頑張りどころでしょ

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