第16章 すれ違い。
★日向順平★
日向「集合------!!!」
「「「オッス」」」
日向「もうすぐIH予選だ!去年はあと一歩及ばなかったが、今年は絶対行くぞ!!まずは初戦!気イひきしめていくぞ!!」
「「「オウ!!」」」
もうすぐ予選が始まる。
今年は何が何でもゼッテーIH行ってやる!!
って俺らは意気込んでるってのに・・・
日向「オイ、は今日も来てねーのか?」
はこないだの練習試合以降、学校にあんま来なくなった。
部活は当然、1回も来てねー。
黒子「さん、今日も学校に来てなかったです。」
日向「そっか・・・」
中学の頃はしょっちゅうだったけど、高校入ってからは授業は出なくてもちゃんと来てたのにな・・・・
やっぱリコの言い方がキツかったんかな
降旗「そういえば、監督はどこスか?」
日向「あぁ・・・すぐ近くで1回戦の相手が練習試合してるらしくて偵察行ってるよ」
後でリコに聞いてみるか。
コガ「ちゃんいないと気合い入んないな~」泣
伊月「確かに、いてくれるのといないのじゃ、全然違うよな」
いつの間にかあいつも皆にとって、居て当たり前の存在になってんだな。
日向「だアホ―!!しんみりしてんじゃねー!戻ってくるって信じて待つって決めただろーが!!ほら、練習すっぞ。」
俺だって心配じゃないわけねーし、戻ってくるか不安にもなる。
でも、あいつが自分で乗り越えねーとダメな壁だから・・・
こんな時に何もしてやれーねぇなんて。
情けねーな・・・・・