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いつも眠いのはキミのせい。

第92章 師匠。


★★



WC二日目


私たちは今日は試合が無いため、注目チームの観戦に来ていた



アレックス「おーおーすげーなオイ」



昨日、アレックスさんも一緒に行きたいと言ったため、私たちは金髪美女を連れて会場に来ていた





「おいあれ誠凛じゃね?桐皇に勝った・・・それに・・・」
「なんで金髪の外国人と歩いてんだ・・・!?しかも・・・」
「桐皇戦で噂にはなってたけど・・・」
「桐皇も誠凛もレベルたけぇよなぁ・・・・」
「「「「マネージャー可愛い!!」」」」




何だかアレックスさんがいるのと、桐皇に勝ったことで注目を集めてる・・・・




火神「オイ」

「ん?」

黒子「さんは僕が守ります」

日向「俺のそばを離れるんじゃねーぞ!」

「??」

伊月「ちゃんお姫様みたいだな^^」

「えぇ?!私は・・・・」




こんな風に皆が、いつもと変わらずに接してくれるのに




「私はリコちゃんの隣がいいっ!!」

日向・火神・黒子「「「!?」」」ガーン

伊月「おい・・・・大丈夫か?お前ら・・・」汗




私はリコちゃんのそばに行き、リコちゃんの手を握った




リコ「?どうしたの?」

「ううん。何でも無いよ!」





ずっと友達がいなかったから守れていた約束

ずっと笑ってこなかったから守れた約束


今は友達がいて、仲間がいて、私を特別に想ってくれる人もいる

それに今はちゃんと笑える


そんな中で、赤司君との約束を守れるの?


でも・・・・記憶を思い出した時、約束を守らなかったことを後悔するって赤司君は言った

それに、もし約束を破ってしまったら・・・・




「僕に逆らう奴は親でも殺す。たとえでもだ、覚えておけ」




普通なら冗談だと思う


だけど、冗談に思えないほどの恐怖を感じた


あの時思ったんだ


彼は本気で言ってるんだ



私は・・・・彼との約束を守るしかないんだって



彼の言った言葉は私を強く呪縛する



「キミの全ては僕のモノだ」


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