第87章 夢の中の声。
★紫原敦★
紫原「んー。本当」
なーんだ、って赤ちんのだったんだ
「ねぇ、敦!その話ちゃんと聞かせて」
は俺の腕を掴もうとした
-バッ-
紫原「触んないで」
「えっ?」
だっては赤ちんの・・・・
紫原「俺、赤ちんに怒られるのヤダし」
赤ちんの言うことは絶対だから
それに、怒ると恐いし
説教長いし
ダメだよそんな顔したって
俺にウソついて、騙してたのはでしょ?
紫原「もうお菓子無くなっちゃった~。俺もう行くから、じゃあね〜」
「敦っ!?」
紫原「アレレ~?あんた誰だっけぇ?忘れちゃった。だから俺に二度と話しかけないで。じゃないと捻りつぶすよ」
(ビクッ!!)
が赤ちんのだって最初から知ってたら、こんなに仲良くしなかったし
こんなにのこと
好きになんなかった