第83章 流れ星。
★日向順平★
やっべーなぁ・・・・・
やっぱ伊月のやつ、伝えてたのか
お前と俺はライバルなんだよっ!
とかかっこつけちまった・・・・
今思い直すとチョット恥ずかしいな!
けど・・・・・
伊月、俺もわかる
あいつの答えを聞かなくても、あいつが俺をどう想ってるかなんて見てりゃあわかる。
何せ幼馴染だからな
日向「・・・・はぁ」
溜息をついて見上げた空に、ちょうど流れ星が流れた
日向「俺は何を願えばいいんだよ・・・」
木吉「日本一に決まってるだろ!」キリッ
日向「うおっ!!?木吉っ?!テメッ、いつの間に!?」
木吉「いやぁ、悪い!出て行くタイミングが無くてな^^」
日向「聞いてたのかよ・・・」
木吉「まさかっ!伊月とお前がライバルだなんて聞いてないぞ!!」キリリッ
日向「聞いてたんじゃねーか」
他の奴に聞かれてたなんて・・・・
よりにもよって木吉なんかに!!
木吉「しかし、は凄いな!皆を惹きつける力を持ってる!!」
日向「あぁ・・・いい意味でも悪い意味でもな」
木吉「お前は言わないのか?」
日向「はぁっ!?そういうテメェはどうなんだよ」
木吉「俺は・・・・WCで日本一になったら・・・伝えるよ」
日向「だなっ!お前の言う通り、日本一を願っとくんだったよ」
そうだ。
俺たちが目指すのはテッペンだ
日向「ぜってー勝つぞ!!」
木吉「オウ!!」