• テキストサイズ

いつも眠いのはキミのせい。

第70章 約束の切符。


★★



私に今できることなんて、何も無いけど・・・・


だけど、ラフプレーをやめるようにお願いしに行くことくらいはできる


怖いけど


不安だけど


私だって守りたい


皆の事守りたいよ!!





そう強く決意し、私は霧崎第一の控え室に向かった





向かっていると、トイレの扉が開いた


中から出てきたのは・・・・





「花宮真・・・・・・」

花宮「やぁ、もう元気になったのか?もうちょっと落ち込んでくれると思ったのによぉ」



怖い・・・・でもここで怯んじゃだめ!




「どうしてあんな酷い事するんですか!?」

花宮「はぁ?俺らは別に何もしてねぇぜ?お前らが勝手に怪我したんだろ」

「後半は・・・・後半は正々堂々と戦って下さい!!」

花宮「フハッ!!わざわざお願いしに来たのか?とことんいい子ちゃんだなぁ、イライラするぜ」

「お願いしますっ!!約束して下さい!!」

花宮「そんなに何もしてほしくないんなら、お前が代わりになるか?」




私が代わりに・・・・・


それで、鉄平さんや皆が助かるのなら・・・・




「皆に何もしないって約束してもらえるのなら!!私が代わりにだって何だってなりますっ!!」



なんて言ったものの怖くて体全体が強張ってしまう



花宮「フハッ!それならお望み通り・・・・」



怖くてギュッと目を閉じた







「本当、コスいことばっかやってんな」




この声・・・・


私はそっと目を開いた




/ 1230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp