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いつも眠いのはキミのせい。

第68章 鉄心。



先制点を決めてから、皆の動きが悪くなった


変わりに、霧崎第一は動きがやたら荒い


荒いというか





「狙ってる・・・・」

コガ「ここまでの試合・・・霧崎第一と戦ったチームは必ず負傷者が出ている・・・!」

「特に、エースや主力は確実につぶされてますね」

コガ「そんな・・・」

リコ「けど、去年は普通の強豪校だったはずよ」

「でも去年も鉄平さんは・・・・」

リコ「どっちにしろ名前とは正反対のクソヤローね花宮真!」




リコちゃんも怒ってるんだね



リコちゃんは去年、鉄平さんが足を痛めてしまった時どんな思いだったんだろう


今年が最後ってわかっててどういう気持ちでいるの?


この試合見てて辛くないかな?





木吉「ここはコートの中だ。ちゃんとバスケでかかってこい」

「っ!?」




鉄平さんの声・・・・


もしかして、順くんが狙われたの?



花宮「惜しいもうちょいであの眼鏡君つぶせたのになぁ」

木吉「花宮ぁ!お前だけは必ず倒す!!!」

「鉄平さん・・・・」



鉄平さんがあんなに怒ってるの初めて見た


それだけ、許せないと思ってるんだ


この試合・・・・皆無事で終われるの?




私の心は、少しづつ不安で浸食されていく
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