第68章 鉄心。
★★
順くん・・・・・調子悪そうだなぁ
さっきから全然シュート決まってない
力入りすぎてる・・・
それにこの殺伐とした雰囲気
日向「ちょっと待てよ!」
「っ!?」
日向「去年お前がやったこと・・・まさか忘れたりしてねーだろーな」
順くん・・・・
花宮「オイオイひでーなぁ、まだ俺が何かしたと思ってんのかよ・・・知らね!アイツが勝手に怪我しただけだろ」
日向「テメェ・・・ッ」
「アイツッ!!!」
拳に力が入ってしまう
火神「ったく実物は一段とクソだな」
日向「っ!?」
大我!
火神「テメーがどんな手使ってこようが」
黒子「負けません」
火神「潰せるもんなら潰してみやがれ」
テツ君!!
皆・・・・・気持ちは同じ。
私たちは、絶対に負けない
花宮「おーおー威勢がいいな、知ってるぜ!噂の一年コンビ。せいぜいきをつけろよ!」
「つ!!」
花宮真は私の方を見た
花宮「何もないといいなぁ・・・」
そう言って、ニヤリと笑った
まただ
ゾクッとする
あの人はバスケを楽しんでるんじゃない
人の不幸を楽しんでる
何も・・・・何も起きないで・・・・
鉄平さんの足、限界が近づいてる
これ以上、鉄平さんを苦しめたくない
鉄平さんがいつも言ってる
「楽しんでこーぜ」
楽しいバスケを一つでも多く
皆と一緒に・・・・
そのために・・・・・
勝って