第67章 願い。
★日向順平★
火神と黒子と別れて、と二人で帰り道を歩く
日向「悪かったな、話長くなっちまって」
「ううん。話し聞けてよかった。だけど、大我もテツ君も私だって!同じ仲間だから・・・順くんだけの約束じゃないよ?日本一になろうって約束は私たち皆との約束なんだからね!テツ君や大我も、今頃、水くさいよねって言ってるよ?」
日向「・・・・」
コイツはいつの間にこんな事言うようになったんだ
俺が守ってやらなきゃ、支えてやらなきゃって思ってたのに
「順くん!ハイ!手貸して」
日向「!?何だよ急に!」
「いいじゃん、手繋いで帰ろうよ!今日は私が引っ張ってってあげる!」
は俺の手を引いて歩いた
いつも俺が引っぱって歩いてたのに
俺がに引かれて歩く日がくるなんてな
人の成長ってはえーな
けど・・・こんな日もたまには悪くねーかもな
日向「ありがとな。俺、お前に出会えて良かったわ」