第12章 キラキラ。
★★
ハッ!!!いけない又寝てしまった。
「起きたっスか?」
え・・・誰・・・・・?
「・・・・起きました。・・・・」
「迷子になってるって聞いたんで迎えに来たっス♪」
「あ、ありがとう・・・ございます。」
何故か彼は急に近づいてきて・・・・・
何っ?!
「その鼻眼鏡も似合ってるけど・・・・こっちの方が可愛いっスよ^^」
そう言って彼は私のかけてた鼻眼鏡を外した。
「・・・テツ君が、してきて欲しいって言ってたから・・・・」
「テツ君て・・・・黒子っちの事スか?」
「そうです。・・・大事なお友達です・・・」照
「友達・・・・じゃあ俺と一緒スね^^俺も黒子っちの友達なんスよ^^」
「お、お友達ですか!相田と申します。よろしくお願いします。」
深めにお辞儀をしてみる
「ちゃん♪可愛い名前スね♪俺は黄瀬涼太っ!^^俺の事知らないスか?」
え・・・?知ってる人なの?
「・・・涼太くん・・・・知らないです。」
そういうと、彼は少し驚いた顔をした
黄瀬「そいや、さっきから気になったんスけど、そのでかい風呂敷なんスか?」
と、私の膝の上に乗った大きなお弁当に目をやる
「お弁当・・・作ってきたの」
黄瀬「すげー!!誠凛のバスケ部の皆さんは幸せっスね^^」
涼太くんは終始笑顔だった
黄瀬「さ!皆待ってるから行こう^^あっちっスよ♪」
涼太くんんは、私が持ってたお弁当と、私の腕を掴んで走り出した。
何だか彼は凄くキラキラしてて、眩しい人だと思った。