第61章 前髪。
★★
11月6日
明日からWC予選が始まる
耳はもう殆ど治り、何とか予選までに間に合ったと思っていた
時だった
トントン
「はーい」
リコ「日向君が話したいことあるって来たけど、も話したかったらおりてきなさい」
「順くん?わかった」
私が部活を休んでる間、皆は毎日のように今日部活で何があったとかをメールしてくれた
嬉しかった
同時に早く戻りたかった
早く一緒に部活したかった
だけど、ちゃんと完治したらって約束だったから
我慢我慢の日々
明日には皆と一緒に又戦うことができる
そう思い、急いで階段を降りて玄関の扉を開けた