第11章 笑わない理由。
★相田リコ★
リコ「本当は、凄くよく笑う子だったの。いつも笑顔で人見知りもせず自分から話しかけて、人の為に尽くすような子だったのに・・・・」
の過去の話を自分でしようって決めたのに、の辛さを考えると、涙が流れた。
コガ「監督・・・・・・。」
降旗「ちゃんにそんな過去があったなんて・・・・。」
その後、皆は何も喋らず、部室は静まり返った。でも、最初に口を開いたのは火神君だった
火神「だったら・・・だったら俺があいつを笑わせてやる!!約束したんだ。一緒に日本一になるって。そん時に、あいつには隣で笑っててほしいからな!」
黒子「僕も同感です。さんには笑っててほしいです。過去に辛い思いをしたかもしれません。でも、これから僕たちと、皆と一緒に楽しい思い出をたくさん作っていけばいいと思います。」
伊月「そうだよな。その為に俺たちは強くならなきゃいけないな。」
日向「あぁそうだ。俺たちが、いや、あいつも一緒に!!!強くなって、キセキの世代倒してやろうぜ!!!」
コガ「うん!ちゃんの笑顔と皆の笑顔のために、俺ももっと練習するよ!!俺にしか出来ないこと、きっとあるはずだから!!」
水戸部「^^」コクコク
土田「よし、練習しよう!」
降旗「俺、もっと練習して強くなるっス!」
福田・河原「俺も!!」
リコ「皆・・・・・ありがとう。」
やっぱり皆に話して良かった。
この仲間達とならきっと・・・・笑顔を取り戻してくれる!!!
それに・・・・どこまでも強くなれる!!!
日向「監督、いつまで泣いてんだよ!ほら、練習行くぞ!!」
リコ「うんっ!!!」