第53章 喧嘩。
★★
皆と別れ、私は彼との待ち合わせ場所に急いだ
本当にいつも突然なんだから!!
「大輝!!」
青峰「オォ」
「急にどうしたの?」
青峰「つーかお前何でそんな濡れてんだよ」
「雨に当たっちゃって」
何か大輝元気無さそうだな・・・・・
「クッキー食べる?」
青峰「お前が作ったのか?」
「そうだよ」
皆に渡すの忘れてたな~ 泣
それよりどうしたんだろ?
「彼女さんと喧嘩でもしたの?」
青峰「なっ!何でわかんだよ!」
図星なんだ
青峰「彼女じゃねーって言ってんだろ」
「で?何で喧嘩しちゃったの?」
青峰「・・・・・・・」
「どうせ、足の怪我の事で彼女の気遣いに大輝が怒ったんでしょ!」
青峰「何でわかんだよっ!」
「そりゃあわかるよ、大輝の事でしょ?」
大輝との電話のやりとりは無駄じゃなかったってことだね
「短気でしょ、口が悪いでしょ、意外に優しいでしょ、意外に空気も読めるでしょ、巨乳好きでしょ、あ、堀北マイちゃんね、後、ハッピートーンとバナナ牛乳の組み合わせ好きで、夏はやたらゴリゴリ君食べるでしょ、テリヤキバーガーが好きで、セミ捕ったり、ザリガニ釣ったりするのが得意で、巨乳で美人な幼馴染がいて・・・・・誰よりもバスケが大好き!!当たってる?」
青峰「お前・・・・意外に優しいって何だよ」
「大輝は意外にも優しいからね^^だから、仲直りしたいんでしょ?桃井さんと」
大輝にとって桃井さんは特別な存在なんだと思うな
いつもずっとそばにいてくれた人
大輝は、桃井さんの事1番の特別なのかな?
それから大輝は桃井さんとの喧嘩した理由を話してくれた
足の怪我でIHの準決勝、決勝を欠場させられたこと
そのことで桃井さんに当たってしまったこと
それにたいして反省してることも
青峰「お前には本当敵わねーよ」