第51章 花火。
★黒子テツヤ★
部活が終わり、今はグラウンドでさんの手伝いをしている
「あ、テツ君これはそこに並べてー!」
黒子「わかりました。けど、よくこんなに集めましたね」
「安くまとめ売りしててさ、せっかくの誕生日なんだし何か雰囲気だけでもと思って^^まぁ1日過ぎちゃったんだけどね!」
さんは何だか楽しそうだ
最近のさんは本当によく笑います
彼女の笑顔を見ているとこっちまで癒される
だけど・・・・
彼女は時々、笑った後に苦しそうな顔をする
さんはきっと、まだ何かに苦しんでいる
そんな彼女を、僕は助けたいのに
その理由を僕はまだ聞けないでいる
「よし、できた!テツ君、火付けよ^^」
黒子「はい^^」