第10章 鼻メガネ。
★黒子テツヤ★
最近のさんは、以前よりずっと元気で、僕や火神君にも自分から話しかけてくれるようになりました。
さんは色々無知な所も多くて、教えがいがあります。
のみこみも早く、とても純粋です。
そんなさんにチョット意地悪したくなってしまいます。
何でも素直に純粋に受け入れる彼女はとても可愛い。
僕はいつからこんなに彼女の事ばかり考えるようになったのでしょう。
火神君も、さんの事を大切に思っているようで、さんを見る時の彼の目はとても優しいです。
火神「おぃ黒子。あれ、はずさせた方がいいんじゃねーのか?そもそも、何であんなもんやったんだよ!!」
黒子「さんはモテるので、変な虫がつかないようにするにはどうすれば良いか一晩考えたんですけど・・・・ダメでしたか?」
火神「・・・・お前もアホなんだな。」
黒子「火神君に言われたくありません。」
火神「なっ?!!」
「相田、火神、黒子、おはよー」
「あ、降旗君、福田君、河原君、おはよう。」
彼らは、僕と火神君以外のバスケ部1年生で、降旗光樹くん、福田寛くん、河原浩一くんです。
降・福・河「・・・・・・・・・・・・。」
「あ、あの、これ・・・テツ君に貰ったんだけど、に、似合うかな??」
っ?!さんが少し頬を赤らめてます!!照れた顔、初めて見ました。
降・福・河(照れて可愛いけど・・・何か残念だぁーーーーーー!)
このメガネ、あまり効果無いのかもしれませんね・・・・。