第45章 試食会。
★伊月俊★
伊月「日向っ・・・・・あ。」
最近俺は、ちゃんを避けてる
皆にわからないように本人にも気付かれない程度で
「あ・・・俊くん」
少し距離を置けばこの気持ちも収まるって思ってた
けど・・・
避けるほど声が聞きたくなる
距離を置くほど触れたくなる
日向はちゃんの膝の上に頭をのせて休んでる
チクチクと胸が痛む
気のせいだ この痛みは気のせいなんだ
伊月「何か悪い。」
俺はそっと実習室の扉を閉めた
これでいいんだ
これでいいんだ
こうして今日も自分に言い聞かせる
俺はいつまでこうやって自分に言い聞かせるんだろう
早く無くなってくれ
この想い