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いつも眠いのはキミのせい。

第42章 壁。


-帰り道-


「ねぇリコちゃん」

リコ「ん~?」


今日は久しぶりに二人で帰り道を歩いてる


「鉄平さん・・・戻ってきてよかったね」

リコ「な、何よ急に!?」

「何となく!!・・・・ねぇ、リコちゃんはさ!」

リコ「何?」

「大好きな皆よりも大好きな、1番の特別。そんな人いる・・・?」

リコ「1番の特別・・・でも何で急に?」

「私・・・わかんなくって。大好きな皆よりも更に大好きなたった一人の特別・・・それってどんな気持ちなの?」

リコ「・・・・・不安で、苦しくて、辛い。」

「え・・・」

リコ「けど、楽しいし嬉しい。胸がドキドキしたりギュウって締め付けられたり。目を瞑れば彼の顔が浮かんで、朝起きれば一番に会いたいと思う。好きな人の前だと自然に笑顔になるし可愛い自分でいたいと思う・・・・・こんな感じ?」

「色んな気持ちになるんだね・・・大変そう・・・けど、何か可愛いね!」

リコ「にもできたらわかるわよ!好きな人がいるって・・・・幸せよ?」

「リコちゃんは幸せなんだね!!」

リコ「にもそのうちわかるわよ。恋する女は強いのよ!!^^」

「そっか・・・・リコちゃんありがとう!!恋・・・もし私もできたら、又話聞いてくれる?」

リコ「いつでも聞いてあげる。けど、がこんな話してくるなんて珍しい!!気になる人でもいるの?」

「ううん。そんな人できるのかな?って思ってたけど・・・今日話聞いて、変わった!!そんな人が私にもできたらいいな!!」

リコ「それじゃあ、がトキメけるように男性陣には頑張ってもらわないとね!!夏は楽しくみっちり猛練習よ!!!」



私たちは二人手を繋ぎながら歩いて帰った・・・
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