第41章 その後。
「大輝」
青峰「何だよ」
「今日は誘ってくれてありがと」
青峰「はぁ?何だよいきなり」
「今日あのまま真っ直ぐ帰ってたら凹んで泣いてた気がする。負かされた相手に元気もらうのも何か変だけどね!!」
青峰「・・・お前やっぱ変わったわ」
「え?」
青峰「よく喋るようになったし、威勢良くなってきたし、笑わねーけど・・・お前は欲しいもん手に入ったんだな」
大輝は寂しそうな顔をして少し笑った
「大輝は・・・まだだね。でも、大輝より強い人なんてすぐ現れるんだから!私達だって、もっと強くなって次は絶対負けないよ?あー練習しときゃよかったぁ〜なんて後で言ってもダメなんだからね!!」
青峰「お前もテツと同じ事言うんだな。っつーか、それ俺のマネか?全然似てねぇ〜。けどまぁ、俺に勝てるやつがいるなら対戦してみたいもんだぜ」
大輝が求めてるモノ・・・
大輝が苦しんでるコト・・・
救ってあげたい
「次は必ず勝つよ!!」
その為にも私達は強くならなきゃいけない
それにこんなとこで立ち止まってちゃいけない
私達が目指してるのは日本一なんだから!