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いつも眠いのはキミのせい。

第41章 その後。


★★


皆の後ろ姿を見ながら私も控え室を出る


テツ君の後ろ姿は特に・・・辛そうで悲しそう


自分のバスケで大輝を救いたい


けど、今のままじゃ彼を救うことはできない


テツ君もきっとそれを感じたんだ


だけどあと二日残ってる


皆のモチベーションが下がったままじゃなければいいんだけど・・・・




ブブブッ



メール?


緑間【少し話せるか?】


真太郎・・・やっぱり見に来てたのかな


【大丈夫だよ。入口のとこで待ってるね】




私は、肩を落としながら帰っていく皆の後ろ姿を見送った




「はぁ・・・・。」


無力だな私


後ろから規則正しい足音が聞こえてくる



緑間「でかいため息をつくと、運を逃すのだよ」


「それはダメ!じゃあイッパイ吸っとくよ」


緑間「それは意味がないのだよ」



「そうなの?真太郎、今日見に来てたんだね」


緑間「っ、たまたま家が近かっただけなのだよ」



「この辺なの?けどあの公園帰り道じゃなかったっけ?」



緑間「・・・・」汗



ブブブッ


ん?又メールだ


携帯を取り出して広げる



黄瀬【!!今どこっスか!?に会いたい!!】


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