第40章 諦めない。
第二Qも終わり
10分のインターバルのために皆は控え室に戻った
私は、気持ちを落ち着かせるために控室には入らなかった
目を閉じて大きめの深呼吸をする
周りの声なんて気にしちゃいけないのはわかってる
けど・・・・自分の事はまだしも、リコちゃんの事を言われて冷静ではいられない
「大丈夫。大丈夫。」
気持ちを落ち着かせ、控室に戻ろうと思った時だった
誰かこっちに来る・・・・
「っ!!」
up中の彼と出くわしてしまうなんて・・・・
青峰「お前・・・・・・」
「しっ、失礼します!!」
顔を逸らして横を通り過ぎようとした
青峰「オイ!!」グイッ
私の腕を掴んで彼は呼び止めた
「へっ!?」
驚いた私の声はおかしかったと思う