第38章 16歳。
家に帰って来た私は
制服から準備しておいた服に着替え、涼太からの連絡を待った
ブブブッ
黄瀬【もうすぐ着くっス^^】
【じゃあ、私も駅まで向かうね!!】
携帯をしまい、鏡で身だしなみを確認し、荷物を持って家を出た
ブブブッ
黄瀬【気を付けて来るっス!!!】
【大丈夫だよ!!】
涼太って心配性だなぁ・・・・
今日着てく服装にも
【短いスカートやパンツは禁止っス!!】
って指定のメール着たし・・・・
けど、涼太といるといつも元気になるし、楽しい。
会ったら最初に何て言おう
考えると何か照れちゃうな・・・・
ちゃんと言えるかな??
でも最初に伝えなきゃ!!
そうだ。
駅まで行くなら、壊れたイヤホン買おうかな。
いつまでもヘッドホンじゃ学校で使えないし・・・・
ちょっとだけ、涼太に付き合ってもらおうかな
ブブブッ
黄瀬【着いた♪】
あ、もうついてる!!急がなきゃ!!
【もうちょっとだけ待ってて!!】
私は涼太が待つ駅まで走った