第36章 勉強。
★黒子テツヤ★
さんは、慣れた手つきで料理していく
黒子「僕、あんまり役に立ててませんね」
むしろ邪魔だったかもしれません
「そんな事ないよ。私1人だったら結構大変だったし。テツ君に手伝ってもらえて良かった!」
黒子「お役に立てたなら良かったです」
こうして二人で料理するのは何だか新鮮で、台所に二人きりなんて少し緊張します。
「ねぇ、テツ君・・・涼太ってさ・・・」
僕がこんな事を考えてるとは知らず、さんは黄瀬君の話をし始めました
黒子「黄瀬君ですか ?」
「うん。何か好きなモノとか好きな事とかある?」
何で急にそんな質問を・・・
さん、黄瀬君のこと・・・
黒子「黄瀬君のこと好きなんですか?」
「え?テツ君もその質問?涼太の事、好きだよ。テツ君も好き。バスケ部の皆、大切だょ」
僕の聞きたかった好きとは少し違いますが・・・
好きと言ってもらえるのは嬉しいですね
黒子「僕もって事は、他にも誰かに聞かれたんですか?」
「うん。涼太がね、笠松さんの事好きなのかって・・・だから涼太も、笠松さんも、特別だよって答えたんだけど、ちゃんとわかってもらえたかな?私の気持ち」
黄瀬君・・・・何だかドンマイです