第6章 勇気。
★★
ある日学校から帰るとリコちゃんに
リコ「、今までは仮入部で色々手伝ってもらってたけど、もうすぐ仮入部期間も終わるから、正式に部員になって手伝ってくれるのか考えといてね。部員になったら、さぼったりできないからね!!!!」
「うん・・・・。」
リコ「ただ・・・私もだけど、日向くん、伊月くん、小金井くん、水戸部くん、土田くんも、皆あんたに入部してほしいって思ってるの。それだけは解っておいてね。」
「・・・・うん。わかった。」
バスケ部のマネージャーか・・・・。
仮入部の間に手伝ったことなんて、タオル渡したり、ドリンク作ったり、点入れしたり、掃除したり・・・・
そんな大して役にも立ってない。
それに、公式戦とかになったら、人がいっぱいいる所に行ったりしないとダメなんだよね。
人が多いのは嫌いだな。
色んな噂話が聞こえてくる。
聞きたくないことがいっぱい聞こえてくる。
・・・・・・怖い・・・・・・・
はぁ。少し外に散歩しに行こう。