第33章 帰り道。
★黄瀬涼太★
-帰り道―
黄瀬「じゃぁ、笠松先輩!お疲れっス!!」
笠松「え?あ、おう!お疲れ!!」
黄瀬「?」
何か先輩チョットおかしかったっスね
それにしても・・・・・・
俺たちがお好み焼きの投げ合いでを振り回したから倒れちゃったんスよね・・・?
けど、お好み焼き屋に来る前に既に髪とか濡れてたし・・・
俺らに会う前に何があったんスか!?
黒子っちは無邪気に雨の中を走り回ってたって言ってたけど
、そういう事するんスか!?
まぁ、それはそれで子供みたいで・・・・・可愛いけど
初めて見かけたときから、他の女子とは違う雰囲気っつーか、独特のオーラみたいなのがあって
俺はみるみるそんなに魅了された
最初は女子なんて誰でも簡単に落とせるなんて思ってたけど、は違う
簡単に落ちたのは・・・・・・俺の方。
朝練もよくさぼってたし、練習もずっと適当にやってた
けど、に出会えて、誠凛に負けて
俺はチョット変わった気がするっス
最近は海常の皆とバスケすんのが・・・ちょっと楽しい
あー!さっき別れたばっかなのにもう会いたいっス!!
のさっき笑った顔が・・・・頭から離れない
前に黒子っちがは笑わないって言ってた
確かに笑った顔を見たことは一度も無かった
は泣き虫っスから♪
今日は、皆でワイワイしてたの楽しかったんスね♪
最後に見せた笑顔は・・・・・俺だけじゃない
あの場所にいた皆の心を動かしたと思う
が見守ってくれる誠凛は・・・・きっともっと強くなる
俺らも負けてらんねー!!
次は絶対勝つっスよ!!
桐皇に負けんじゃねーぞ!誠凛っ!!!
IHでリベンジっス!!!
そんで、カッコイイとこ見せてに好きになってもらうんス!!!