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いつも眠いのはキミのせい。

第31章 言い訳。


★火神大我★


俺が動けねーからって皆マジで放っていきやがった・・・・・



黒子とはまだかよ・・・・



-ガチャ-


黒子「お待たせしました」


火神「おせーよ!」


ん?


「遅くなってゴメンね」


火神「なっ!お前何だよそのカッコ!濡れてんじゃねーか!」


上は黒子のジャージか。


髪もスカートも濡れてるじゃねーか


「ご、ごめん。あの、チョットその・・・」


こいつ・・・泣いてたのか?
目が充血してる


黒子「誠凛が勝って、嬉しすぎて雨にあたりながら走ってたみたいです」


火神「はぁ?!」


何だよその無理な言い訳は・・・・


「そ!そうなの!調子乗って走り回ってたらこんな濡れちゃって・・・」


お前も合わせんのかよ!!・・・・俺には言えねー事か


火神「へぇー、お前・・・マジでバカなんだな」


まぁ今じゃなくてもいいか。


今度ぜってー聞き出してやる!!


黒子「さぁ、行きましょう!では火神君、僕の背中に乗って下さい」


・・・・・・・本気か?


火神「お前・・・乗って下さいって・・・」


俺はこいつより背もでかいしただでさえこいつヒョロイのに俺をおんぶなんてできそうにないんじゃ・・・


黒子「僕だっておんぶくらいできます!2、3歩くらいは余裕です」


火神「2、3歩じゃ意味ねーだろ。無理すんなよ黒子。秀徳戦の疲れがあるのにお前が俺をおぶれるわけねぇって」


でも黒子がおぶれねぇとなるとどうすっかな


黒子「自分で歩けもしない人に言われたくないです」


うっ!!確かに・・・・今は自分じゃ動けねーが・・・



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