第30章 黒い傘。
俺は壊れ物を扱うようにそっと抱きしめた
・・・・・・・・
この俺が本能で動いてしまうとは・・・・
これでは火神と一緒ではないか・・・・・・最悪だ。
「・・・・・」
だが・・・・人を抱きしめるのは、こんなにも安心するものなのか・・・・
だからなのか?
緑間「お前はバカなのだよ。俺の為にそんなに泣いてどうするんだ」
俺はお前の・・・・・泣き顔じゃなく
笑顔が見たいのだよ
は俺にしっかりしがみつき声をあげて泣いた
又こいつは大声で泣いて!!
だが・・・・今回は大目にみてやろう
俺の為にこんなにも泣いてくれているのだから
こんなに泣かれてはこっちが泣けないのだよ
まったく・・・・・・
緑間「・・・・ありがとう」
俺はお前に出会えて良かった
お前が今、傍にいてくれて良かったのだよ
俺は泣いているを強く抱きしめた・・・・・