第28章 3時間。
★★
3時間なんてあっという間に過ぎてしまった。
でも、この3時間の間で覚悟は決まった!
とうとう決勝戦だ・・・・・・。
泣いても笑っても、これでIHに行けるかどうかが決まる!
私は、誠凛バスケ部のマネージャーだから、もちろん誠凛を応援するし、勝ちたい!
真太郎とカズ君の事は大切だし、応援したい。
でも今からはそれは封印。
応援はできないけど・・・・・しっかり楽しんでいただきましょう!!
「みんな、そろそろ時間だよ。」
日向「よし!10分前だ!・・・行くぞ!!」
胸がざわつく。
・・・・・・・・・・もうすぐ始まる。