第24章 鶴も足をつる。
秀徳の強さに圧倒されて、皆は黙ったままだった。
日向「よーし じゃあ帰・・・」リコ「るなー!!!!」
日向・コガ「「イテッ!」」
リコ「今日 もう一試合あんのよ!バカか・・・バカなのか!」
日向「冗談だよっ暗いムードだったからさー」
そうなのです。
予選四回戦と最終日は試合が二試合ある。
火神「え?マジ!?」
「・・・五回戦、17時からだよ。それまでちゃんと休息とっとくんだよ。」
IH予選五回戦
VS白稜高校
やっぱり一日二試合はキツイか・・・
皆の疲れが目に見えてわかるし、脚の動く音もいつもよりずっと悪い。
「俊くんっ!!!」
ドドッ
俊くんは相手選手を抜くときにこけてしまった
リコ「伊月君交代です・・・・」
伊月「大丈夫。鶴もよく足つるらしいし」
日向「大丈夫だ!いくぞ!!」
・・・・・・・。こんな時でもダジャレが言えるなんて。
さすが俊くんだ・・・
その後順くんがクラッチタイムに入った
日向「だアホ!!全員声出てねーよ!!疲れてんのは相手も一緒だ!!おとなしくなる前にもっとマシな言い訳考えろ!!どいつもこいつも草食男子かバカヤロー!!!」
順くんはいつも勝負所で喝を入れてチームをまとめてくれる。
皆が皆できることじゃない
順くんは主将になるべくしてなったんだと思う
試合は
89対87 とギリギリの所で勝つことができた。
「「「「わぁーーーーーー」」」
IH予選、誠凛高校準決勝進出が決まった