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いつも眠いのはキミのせい。

第23章 リベンジ。


何だかあっけなく終わってしまった試合だったな。



・・・・・・?



急に観客席がざわつき始めた。

「オイあれ・・・」
「来たぞついに・・・今年は特にすげーってよ・・・」




「東の王者・・・秀徳高校・・・!!」




観客席からは「不撓不屈」とういう大きな垂れ幕。


秀徳高校が来て一気に会場の雰囲気が変わった。




真太郎・・・今日のラッキーアイテムはクマさんのぬいぐるみか。



でも・・・真太郎もカズ君も、こうしてみると凄い迫力だな。



火神「ちょっと一年同士挨拶行ってくるっスわ」



「ちょっ!!大我!!」



大我は真太郎の所に向かってしまった。



火神「よう。お前が緑間真太郎・・・だろ?」



緑間「・・・そうだが、誰なのだよ君は?」



大我は思いたつとすぐ行動に移してしまうタイプだ


落ち着きないな・・・・


それに比べて、真太郎は冷静だな。



ふとカズ君と目が合う。


カズ君は笑顔でヒラヒラと私に手を振った。軽く会釈したら、急に皆の視線が集中した



リコ「・・・知り合いなの?」




「あ・・・うんちょっとね。」



大我は真太郎の掌に自分の名前を書いた



火神「先輩たちのリベンジの相手にはキッチリ覚えてもらわねーと」



・・・・・。


大我も先輩たちといっしょにリベンジしようとしてる。



高尾「誠凛は去年決勝リーグで三大王者全てにトリプルスコアでズタズタにされたんだぜ?」



あぁ・・・・何で今そんなこと言うの。
先輩達の顔はますます険しくなる


でも、今はカズ君も真太郎も敵同士。

こうなっても仕方ないのか・・・・・



黒子「過去の結果でできるのは予想までです。勝負はやってみなければわからないと思います。緑間君。」



テツ君のこの一言で先輩たちも少しスッキリしたような顔になった。


皆の今年は負けないって思いがヒシヒシと伝わる。




私も一緒に、リベンジだ!!!



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