第128章 お祝い。
一頻りバスケを楽しんだ皆は、冬とは思えないほど汗をかいて息を切らせていた
黄瀬「まだまだっ...はぁ...負けてないっスよ!」
緑間「ハァハァ...諦めが悪いのだよ」
何てレベルの高い3on3...
流石キセキの世代と幻のシックスマン...!!
皆負けず嫌いだからなかなか決着もつかなくて、まだまだ続きそうだなと気を引き締めようとしたとき
ーグウゥゥゥ...ー
お腹の音でお昼だと知らせてくれたのは敦だった
「そろそろお昼にしない??」
赤司「もうそんな時間か、そうだな。皆、一度休憩しよう」
紫原「もう俺お腹ペコペコ〜」
桃井「ちゃんがご飯作ってきてくれたから、皆で一緒に食べよ♪」
青峰「お前は何もしてねーのに何で偉そーなんだよ」
桃井「だって、ちゃんは私の自慢の友達だから♪」
さっちゃんはそう言って私の肩に両手を置いた
私のことを自慢だと言ってくれるのが凄く嬉しい
小さい頃から、友達がいなくてそれが当たり前で、この先女の子の友達なんて一生出来ないって思ってた
そんな私にも...女の子の友達ができた
「さっちゃん...ありがとう!私もね、自慢だよ!さっちゃんは私の自慢で大切な友達!」
桃井「ちゃん...ありがとう」
さっちゃんは、優しい顔をしながら微笑んでくれた
そんな私達を見て、皆も嬉しそうに笑ってくれた
黒子「さあ、ご飯にしましょう!僕もお腹空いちゃいました」
「そうだね!」
私は持ってきたお弁当を広げ、一人一人にお茶をくんでいった