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いつも眠いのはキミのせい。

第21章 始動。


私たちは、会場に入り、皆はアップを始めた。


今日は朝から気合いを入れてイヤホンを外してきた。


皆は大丈夫?って心配してくれたけど、大丈夫。
だって、今日の為に、私もイヤホンを外して生活することに少しづつ慣れるようにしてた。


聞こえてくるのはいい事ばかりじゃない。聞きたくない言葉も聞こえてくる。

でも逆に言えば、悪い言葉ばかりじゃない。ずっと聞く事を避けてきたから気づかなかった・・・・


聞いて良かったと思える声だってある。


皆に支えられて、助けられて、私はそういう事に気づく事ができた。


もしかしたら、この耳が役にたつ時もくるかもしれない。

今のうちからイヤホンの無い環境に慣れておかないとダメだしね!!!



日向「てか、お父さんいなくね?」


伊月「そういえば」



二人の会話が聞こえてくる。



「お父さん・・・いないね。」


リコ「そうね・・・今日はいないの?」



私もリコちゃんも会場を見渡す。


「すみません遅れましたー」



!?


現れたのは長身の外国選手。


「あれがお父さん・・・」


やっぱり実際見ると迫力あるな。皆も驚いてる・・・


お父さんはキセキの世代をバカにしたあと、テツ君にぶつかった。


パパ「ダーメですヨボク-子供がコートに入っちゃあ」


お父さんはそう言ってテツ君を抱き上げた。


「テツ君・・・・怒ってる。」


リコ「そうなの?私には怒ってるようには見えないけど・・・」


テツ君は、子供扱いされたせいもあるけど、キセキの世代をバカにされたことにも怒ってるんだと思う。



黒子「正直・・・色々イラッときました」


やっぱ怒ってんだ・・・・・


テツ君は本当に負けず嫌いだな。


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