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いつも眠いのはキミのせい。

第127章 好きな人。


★★



大我は突然大きな声を出して髪がボザボサになるほど頭を掻きむしった



「ど、どど、どうしたの急に!?」

火神「俺、お前の事が好きだ」

「!」




大我は私を真っ直ぐと射抜くような目で真剣に伝えてくれた

その言葉に、私も真剣に答えなきゃ

そう思い口を開けようとすると、大我は言葉を続けた




火神「だから笑っててほしいんだ」

「・・・・・」

火神「けど今の俺じゃ・・・」

「大我・・・」

火神「悔しいけど、今の俺じゃ無理だ」





大我は私に向かって精一杯の笑顔を見せてくれた





「ありがとう・・・大我」

火神「おぅ!!」

「大我が居てくれたから・・・・私、強くなれた!ずっと守っててくれてありがとう!励ましてくれてありがとう!いつも傍に居てくれて・・・ありがとう!!」

火神「なっ、何だよ急に!」

「だって・・・」

火神「だぁー!!だから暗い顔すんなって!!この話はこれでお終いだ!!ほら!送別会の準備すんだろ!!」

「うん!」





大我の気持ち・・・嬉しかった

ありがとう

答えられなくて・・・・ごめん
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