第119章 戦う意思。
-ドギャッ-
「水戸部先輩!!」
火神「・・・・・」
ギリギリの所で、止めてくれたのは水戸部先輩だった
日向「よぉし」
伊月「ナイス水戸部!!」
何とか繋がった
「やったぁーーーーー!!凛兄!!」
「!!」
観客席の方から聞こえてきた水戸部先輩を応援する声
水戸部先輩の妹さん弟さんも一生懸命応援してくれてる
それに、水戸部先輩が止めてくれたおかげで他の皆の気持ちも持ち直った
大我以外は・・・・
大我・・・・
こんな時にテツ君がコートにいたら良かったんだけど・・・
黒子「さん」
「え?」
黒子「火神君なら大丈夫です」
「何でそれを・・・」
黒子「不安そうな顔してますよ」
「・・・大我あんなに焦った顔してるし、集中力も切れかけてる」
黒子「先輩達と火神君を信じましょう」
「うん・・・」
テツ君は落ち着いてるな
私も落ち着かなきゃ
私そんなに・・・・顔に出てたかな?
「大我も・・・顔に出やすいよね」
黒子「そうですね火神君はわかりやすすぎます」
「ははっ、確かに」
焦り顔の大我を見つめながらも、私はテツ君の言葉で不安が少し和らいだ