第119章 戦う意思。
★★
皆の集中力は益々増していった
大我の勢いあるOFだけじゃない
二年生のチームプレイはやっぱり凄くて、順くん達のDFだって洛山に全然負けてない
点差は9点こっちがリードしてる
でもなんでだろう・・・・
リードしてるのだって押してるのだって誠凛なのに・・・
赤司君が冷静すぎる気がする
こっちの様子を伺っているような・・・・
全然焦ったりもしてない
赤司「彼は僕が相手をしよう」
赤司君は落ち着いた様子で
うっすらと笑みを浮かべながら大我を見た
その笑みは、何度も見せられた
背筋が凍りつくような怖さ
自分の額から、冷や汗が流れ出るのがわかった
やっぱり怖い
赤司「少し調子に乗り過ぎているようだね 火神大我」
火神「赤司・・・・」
大我・・・・私も皆で勝ちたいって思ってる
大我と同じだよ
同じ強い意思を持ってる
だからどんなに背筋が凍りついたって
どんなに赤司君が怖くたって
私も一緒に戦い続ける
「大我・・・・お願い・・・」