第116章 これから。
★リコ★
黒子「そうですね。火神君の言う通りです。僕は何もできなかった・・・結果、荻原君を深く傷つけてしまった。僕のせいで彼はバスケをやめたも同然です」
「私だってもっと話をちゃんと聞いてあげてたら・・・逃げてしまわなかったら・・・私も・・・征君を救うことができなかった・・・・」
火神「だからウジウジすんなっつてんだろーが」ビシッ
黒子「あいたっ」
「いたっ」
火神「「自分は本当はこんな人間なんです。それでも仲間として受け入れてくれますか?」とでも言うつもりかよ?」
「そういうわけじゃ・・・」
火神「お前らとっくに仲間だろーが!お前らはそう思ってなかったのかよ!?」
火神君が居てくれて良かった・・・
私たちじゃきっと、黒子君の事も、の事も、救ってあげられなかったと思う
火神君が良い意味で単純でバカで居てくれて良かった
日向「そうだな・・・よく言った火神。・・・ただな・・・」
火神「?」
日向「さっきからお前ばっか喋ってんじゃねーか!」ゴスッ
火神「なんで!?」
日向「俺らだって言いたい事色々たまっとるわ!!」
火神「そういやさっきに何か言おうとしてたんじゃ・・・」
日向「うるせぇ!!黒子もちょっと来い!!お前もヤキ入れてやる」
黒子「え!?」
何だかなぁ・・・
リコ「本当男の子って良いなぁ・・・」
「テツ君元気になったね」
リコ「あんたもね」
「うん。もう・・・大丈夫。長い間心配かけてゴメン。ずっと・・・ありがとう」
リコ「バカね。妹の心配するのは当たり前の事でしょ」
「そっか。そうだよね。パパが娘の心配をするのも当たり前のことだもんね」
リコ「・・・・・そうね」汗
気づかなかったけど、もうこんな時間!?
パパからの着信が私にもにも何件かきてる
リコ「さぁ!!泣いても笑っても明日が最後よ!!」