第41章 呪術廻戦✿伏黒恵「ツンデレ無防備」

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任務から帰って部屋に戻ったらが寝転がっていた。
なんてことはない。
いつもの光景だ。

でもその小さな手には薄い箱を握っていた。

「また勝手にクローゼットみたのかよ」

「これなに？」

「………コンドーム。やっぱないと困ると思って。わざわざ遠いコンビニまで足運んで買うの大変だったんだぞ」

「ふーん……」

「ふーんって。そんだけかよ」

避妊は大切だ。
ネットでも気軽に買えるのは知っていたが実物みて買いたい派だし。
苦労して調達したっていうのにこの薄い反応。

「使ってみる？」

「！？　お前…、本当にか？」

「む。失礼ね。いいでしょ別に。興味あったのよ。この薄さ0.01mmってどんなものなのかなって」

薄っすら頬を染めた。
そむける顔が可愛らしい。

今すぐ速攻で食べ散らかしたい。

「ちょっ、ばか。いきなり圧し掛かんないでよ…！」

「もう相手にされないかと思って寂しかった。ちゃんと大事にするから、」

「こんなもの買っておいて……。恵のばか」

「誉め言葉として受け取っておく」



Fin．