【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第39章 呪術廻戦✿虎杖悠仁✖両面宿儺「篝火」
くぱぁ…と広がった膣の空洞。
『出てきた』
ぷっくり浮き上がる白い粘り気の強い体液。黒い爪はそれを掻き出すように精液を引き伸ばす。
『意識が戻ったのなら膣に力を込めろ。早く抵抗せんと俺の子を孕んでしてしまうな』
宿儺は自分の精液をみて気味の悪い顔でニヤついている。
『小僧、どんな気分だ?傾聴してやるぞ?』
「っ……」
宿儺は指についた精液を膣のナカに戻し始めた。ヌチュヌチュと膣壁に擦り付けている。
「退けッ」
『おっと』
宿儺の体を強く押しやろうとしたが空振った。悠仁は毒抜きをするように膣口に唇を当て、吸って中身を吐き出す。宿儺は愉快そうに目を細めた。
『武骨者め』
「うるせー。お前もう消えろ」
『気に食わないのなら上書きすればいい』
「だからそういう問題じゃ──」
「悠仁くん。それ痛い…」
意識を取り戻したが微かに顔をしかめていた。悠仁は責められた子犬のようにシュンと竦む。
『そら見たことか』
宿儺は悪気がなさそうに舌を出した。
「悠仁くん、へーき。流石にコンドームだけじゃリスク高いと思って避妊薬もらってるの」
『避妊。人間とはつくづく愚かな生き物だな』
「それに魂は宿儺でも肉体は悠仁くんでしょ。形代のこいつに出来ることなんて限られてるんだから」
「あ……。そっか!!」
『女は恐ろしく冷静だな。まあ良い』
全然良くないが悠仁は避妊薬と聞いてホッと安心した息を吐いた。悠仁は口の周りを拭うと、一歩退いていた宿儺がの下半身を撫で始めた。
『まだ俺を消さないところをみると物足りんらしい。折角だ。こっちの口も舐めてやろう』
「なッ…」
宿儺は先ほど悠仁が口をつけていた陰部に舌を伸ばし入れた。