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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」


サーブ権は降谷・萩原ペアが先取し、降谷はプレイボールの合図でボールを高く上げ振り下ろす。

──ダァンッ…

(え…。早過ぎて見えなかったッ…!?)

諸「フィフティーン・ラブ」

伊「く~、良いサーブ持ってんな降谷」

松「伊達、ちゃんと拾え!」

伊「悪ぃって。次は打ち返す」



諸「ちゃん、カウントお願い」

「…っあ、すみません!」

降谷の殺人級の速さのサーブを見て、は驚いてカウントするのを忘れてしまう。降谷はボールをポンポンした後、大きく振りかぶってまたも鋭いサーブを放つ。

伊「おりゃ!」

降「ふっ!」

伊「とりゃ!」

萩「よっ」

松「もらったぁ!」

降「甘い!」

(す…すごい…。これが男子のテニス……)

利き腕でラケットを持っているためか、明らかにボールを弾く音の重さが違う。1ゲーム目は降谷・萩原ペアが獲り、2ゲーム目はなんとか伊達・松田ペアが奪う。

「…かっこいい…」

諸「…………誰が?」

「えっ…?」

隣りにいた諸伏と目が合うと、困ったように視線を泳がせる。

諸「あ、いや…。あの四人の中で誰にそう思ったのかなって気になって…」

「………。皆さん、ですよ。でも一番格好と思うのは…諸伏さんですけどね」

諸「っ…。アウト!」



松「あ?今の入っただろ!」

降「ヒロが言うんだからアウトだ」

萩「はいっ、松田アウト~」

松「てンめぇ…」

伊「ムキになるな松田。戻れ戻れ」

松「ちっ…」

試合運びは接戦で最後のゲームが始まり、伊達・松田ペアが獲れば同点終了だ。

萩「うおっ」

伊「っしゃあ!悪ぃ萩原、大丈夫か?」

萩「おぅ、…大丈ぶい。ってか終盤になって馬鹿力見せんなよ~」

(すごい。萩原さんのラケット吹っ飛んじゃった…)

熱いラリーが続き、伊達が放ったスマッシュが強烈過ぎて萩原の握っていたラケットが吹っ飛ぶ。

試合は降谷・萩原ペアがもぎ取り、試合は終了した。
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