【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
日本晴れに恵まれて運転席に座るのが降谷。
その隣の助手席に座るのが諸伏。
二列目に座っているのが萩原と松田。
三列目に伊達がシートに横になっており、鼾を掻いている。
降「……この先の信号を左折して、あとは真っ直ぐ進めばいいんだな」
諸「ああ。そこから3キロ進めば到着だ。楽しみだなぁ」
降「ヒロはそればっかりだな」
車の窓から見る景色は木々が生い茂っており、都会にはない自然の癒しさをも覚える。左折してアクセルを踏み出したところ、「ゼロ、止めて!」と一刻を争うように声を張り上げた諸伏。
キキィ…ガタンッ!!
萩「──ってぇな。なになにどうしたの」
松「っ、ちゃんと前見て運転しやがれ!!」
伊「痛テ……、なんだぁ?」
諸「悪いッ!!人が倒れてて」
降「シートベルト着用しないお前らが悪い」
急ブレーキの反動で身体が大きく傾き、前の座席に手をつく萩原と松田。伊達は座席から落ちて腰をさする。
事情を話す暇はないとシートベルトを外して、足早に諸伏と降谷は車を降りて行った。