第4章 裏/やきもちの香り
「んぁっ、あぁっ、や、おくといっしょ、らめぇ…」
「駄目じゃねぇだろ。あや、気持ちいいとこだろ?」
「らからっ、そんなしたらっ、もぉ、はぁぁっ」
「くっ…うっ、あや、大丈夫か?」
妹もぐっすり寝て、父ちゃんも夜勤で帰らない夜、お互い翌日に何も予定がない夜はあやと抱き合っている。
あやとは家が隣で幼馴染で、中学の半ば、不覚にも母ちゃんが亡くなってから片思いしていたのに気づいて、中学を卒業した時に告白した。本当なら告白する資格もないと思ったんだが、ケジメとして言っておきたかった。
ーーー 私なんかでいいの…? ーーー
でも、俺の予想とは違って、結果俺はこの可愛い彼女を手に入れてしまった。あんな顔を赤くされて、俺の言葉が信じられなくて驚いた表情を見てしまったら、思わず手を伸ばしてしまった。
「ふぁ…あ…くろくん…どしよ、わたしまた…」
「あやがよがってるの可愛かったし、いろっぽい」
「やぁ、そんなこと…ひゃあんっ」
「時間が足りねぇよ…」
「あ、あぁっ…くろく、いっしょが、いいっ、ひとりやぁ…」
「あぁ…あやのお強請りはたまんねぇんだがなっ…もうちょっと味わいぇ…」
「ひゃぁ…んぁっ、あぁ、や、またぁっ」
今じゃこんなに身体を繋げて、お互い貪り合う快楽を知ってしまったらもうやばい。あやは日に日に色気が艶がかっていて俺は毎回虜になっちまう。
俺だけしか知らない、俺だけの女。大事な守りてぇ女だ。
「はぁ…はぁ…」
「あや…」
「ん…はぁ…」
「はぁ…もうそろそろ一緒にすっか…」
「ん…いっしょにきもちよくなって…?」
「おいおい、そんなこと言われたら張り切っちまうだろ」
あやの腰を掴んで、動けば、あやの中がきつくなる。何度もあやの弱い奥の所を突いて、押し付けて、あやの勃起した可愛らしいクリトリスを自分の根元で刺激してやれば、あやはまた更に艶がかる。
「あんっ、あぁっ」
「あや、あやっ」
「あ、や、くろくっ、いっしょ…っ」
「うっ…」
「ふぁぁっ」
締め付けに我慢出来ず、あやと一緒にいってしまった。