第3章 裏/ご奉仕します
あんな話をされたら誰だって期待してるもんだと思う。
「おい、生きてるか?」
「いきてまーす…」
あれからやり尽くした俺は、水瀬を風呂に入れてまたベッドにまで運んでいた。
水瀬を動けなくするのは最近では滅多になかったが、今回は水瀬がこれまで言わなかったことをしてくれて興奮してしまった結果だ。
目の前で自分で服を脱いで身体全部で俺のあそこを弄って、色っぽくなってたんだ。やべぇ以外ねぇよ。もう据え膳でしかなかった。
「今日はいつもより気持ちよかった?」
「いきなりどうしたんだよ」
「だって、いつもより…」
「なんだよ?」
寝転がって俺を見上げる水瀬は寝巻き用のワンピース姿で足を動かせば簡単に肌蹴るし、簡単に手を出せる据え膳で、しかも拗ねた表情とはいえ潤んだ瞳で見つめられてちゃまた興奮しかねない。
それを知ってか知らずか水瀬は言葉を続けた。
「……いつもより入れるのが早かったから」
あれは我慢しきれなかったからな。初めてフェラやパイズリをする水瀬があまりにも魅惑的で、快感を与えてやったらどんな反応をするのか見たかったから。だから尻を高く上げてたところに俺は手を出したのだ。
「そりゃ、あんなに誘ってくれりゃ我慢きかねぇよ?」
「誘わないと、我慢しちゃうの?」
「いまみたいに水瀬の身体に負担かけたくねぇんだよ。俺らの体力差わかってるだろ?」